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「エレクトリックカンパニー」のこと
 カリキュラマシーンを制作するにあたりセサミストリートとともに「THE ELECTRIC COMPANY」も参考にされたということです。日本でも吹き替え版が70年代の終わりから80年代の始めに東京12チャンネル(現・テレビ東京)で「英語と遊ぼう!エレクトリックカンパニー」のタイトルで放送していたのを少し覚えています。
 最初は土曜日の夕方の放送でしたが、途中から日曜日の朝の放送になり、日本の視聴者のために文法を外国人の先生が解説するコーナーが付け加わりました。モンティパイソンを紹介した際見た人達が感想を述べたり日本人の演芸コーナーが付け加われたそうですが、当時のテレ東さんはこの手の水増しがお好きだったようですな。
 若いカリキュラファンの方に教えていただいたのですが、YouTubeでその映像のいくつかが見ることができます。私も懐かしく楽しませていただきました、ありがとう。特殊映像処理によるタイトルやでっかいゴリラのぬいぐるみが出てくるところを見ると、カリキュラはセサミよりこちらから受けた影響も大きかっのかなとも思わせられます。 セサミと同じく米国CHILDREN TELEVISHON WAKESHOPの制作、こちらもNHKの日本賞を受賞していたと思いました。内容はセサミの年長さん向けといった感じで、ギャグもセサミより豊富だったような気がします。 ある回ではメインの役者が「今日のセサミストリートでは、clの音について説明します。あっ、間違えた。エレクトリックカンパニーだ」という楽屋落ち的なこともやってました。
 スポンサーはナショナル(現・パナソニック)だったと思います。ステレオ放送や二ヵ国語放送が始まったばかりの頃で、音声多重テレビのコマーシャルとともに思い出します。

 番組内容の詳細や思い出話はまた回を改めて記載します。

「カリキュラマシーンのギャグ世界」
★ち ちどりあし
 タンゴのメロディー。男女の酔っ払いが千鳥足でダンスしている。
※言葉で伝わりづらいギャグですな。

★マリオネットのための「い段」の行進曲
 ロシア民謡風のメロディーで「♪いきしちにひみいりい」と歌われる。画面には体中を糸で吊されたマリオネット男が歌に合わせて操り人形のように踊る。
(確か藤村俊二さんが演じていたと思いました。ギニョールさんではありません)

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喋る言葉も「だぢづでど」
「カリキュラマシーンのギャグ世界」
★だ 「大根役者」
 旅周りの一座が「国定忠治」か何かを演じている。主役の役者(渡辺篤志さん)が刀を抜くところで、間違えてダリアの花やだるま等「だ」で始まるものを出してしまう。しまいには客席から沢山の大根を投げ付けられる。
※当時は「大根役者」なんて言い回しを知らなかったので、「だ」のつくものを間違えて持ってきたり沢山の大根が飛び交うのを見て喜んでいました。大きくなってから意味合いがわかりました。

★づ つづみ
 診察室。医者と患者が向かいあっている。患者は肩に鼓を乗せている。
医者「どこか痛いところはありますか?」
 患者はポンポンと鼓を二回打つ。
医者「ぽんぽん。ああ、お腹ね」
※これも後になってから意味がわかりました。

★で でんわ
 和室の食卓で食事する夫婦。夫が箸をおき夫の後ろにある電話機を取り出してかける。電話のベルの音。妻がその後ろにある電話機を取り出して受ける。
妻「もしもし」
夫(渡辺篤志さん)「ああ、俺だ。おかわり頼むよ」
妻「はい」
 妻は受話器をおいて茶碗に次のご飯を盛る。
※倦怠期の夫婦が会話もせず、近くにいても用件を携帯メールで済ませるといった例をよく聞きます。ある意味現代的かも。

★ど どじょう、どんぶり
 丼の中で泥鰌が泳いでいる。カメラが引くと日本蕎麦屋の店内。店員がその丼を客に差し出している。
客(藤村俊二さん)「何これ?」
店員(青島美幸さん)「泥鰌汁、新鮮ですよ。」

ヨーゼフ・KYO

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カリキュラマシーンでの渡辺篤志さん
 カリキュラマシーンに出演されていた頃の渡辺篤志さんはまだ二十代だったでしょうか。長い音の説明をしていたらショベルカーに追い回されたり等元気ハツラツお兄さん的キャラといった役を演じられるのが多かったようです。
 お年をめされた今は役者としてより建物を紹介する人というイメージが強くなりました。それでもエコハウスのCMであんまり居心地がいいので住み着いちゃって、その家の主婦に代わってエプロンしてゴミ出ししたり人の家で勝手にひとふろ浴びて出てくるのをみると(セルフパロディ)今だにこの人はカリキュラの人だなと思わせられます。

「カリキュラマシーンのギャグ世界」
★は-ば-ぱ:はん-ばん-ぱん
キ印男が家にある将棋盤やパン等を始めあらゆるものに判を押している。
男(渡辺篤志さん)「よし、これも家のものだ。これもおれのものだ、これも家の所有物だ、これも我が家の私有財産だ・・・」

★し-じ:かし-かじ①
菓子屋の店頭。火事で煙りが舞っている。電話がなり菓子屋がでる。
菓子屋(渡辺篤志さん)「もしもし。ああ、うちは菓子屋だけど今火事でそれどころじゃないんだ。えっ、加治屋の樫の木?こちとらしばしも休んでるヒマないんだよ!菓子屋が火事なんだよ!見ろ、冗談ばっかり言ってるから全部燃えちゃったじゃないか!」
カメラが引くと店中黒焦げになっている。

★し-じ:かし-かじ②
火事の家。お菓子の箱を持った子供が逃げだしてくる。(常田富士男さんが演じていたと思いました。ヒゲを生やした子供?)
子供が箱を開けると中で菓子が燃えている。
※同じギャグや歌を年度を違えて他の人がやることがあったようです。

ヨーゼフ・KYO
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くりちゃんは永遠に不滅
きのう、私たちは大切な仲間を失いました。
でも、くりちゃんはずっとここに生きてる。







改めて、映像の力を感じます。

いなだ@画
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