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「♪鉄橋キャバレー、一度はおいで!♪」(何だそりゃ?)
 DVDに入っている「太鼓を持った名探偵」は、音節の考え方から始まり、短い音・長い音、つまった音の説明、最後にそれらの組み合せた例の紹介までスピーディーに進行します。要領良く説明されよく出来た回だと思います。だからベストに入っているんだよね。
 ギャグも太鼓の探偵がカーテンコールの後どういう訳かお腹にナイフを立てていたり、熱いと叫ぶ度に出演者が水をかぶったり、ホース、表彰状等印象に残るものが多く退屈させません。
 最後に「りょこうにっきちょう」という言葉が紹介されて終わります。今まで紹介された「短い音」「長い音」「つまった音」「ねじれた音」「ねじれて長い音」の五つの音を含んでいます。この回は音節の考え方を教えるとともに、今までのおさらいを兼ねているとも考えられます。

「カリキュラマシーンのギャグ世界」:音節の回から

★音節「さっちゅうざい」(vー・・)
 ラーメン屋の店内。
客「おい、ラーメンの中に蠅が入っているぞ!」
店主「へーい、少々お待ちを!」
 店主が殺虫剤を吹き掛けながら登場。
※小咄によくありそうですな。

★音節「てっきょうきゃばれー」(vー・・ー)(なんだそりゃ?)
 鉄橋の上にどういう訳かバーのボックス席が並んでいる。酔客やホステスらしき人達数人。
 小坊主の扮装の女性出演者達がラインダンスを披露し陽気に歌う。
小坊主達「(歌)鉄橋キャバレー、一度はおいで!」
小坊主1「(歌)鉄橋の『てっ』はつまった音 音は一つで文字二つ」
 この調子で歌い継いでいく。
 歌い終わり小坊主達が退場すると、鉄橋を列車が通過する。ボックス席が一掃されてしまうという落ちだったと思います。

★音節「じょがっこうきょうし」(・vーー・)
 こちらの方がまだ意味が通りますな。
 学校の教室。女生徒達が席に座っており若い男性教員が歩き回り説明の歌を歌う。
教師(フォーリーブスのおりも政夫さん)「(歌)女学校の『じょ』 字は二つでも音一つ」
女生徒達「(コーラス)ねじれた音」
この調子で説明します。 最後は先生が女生徒達にもみくちゃになって終わると思いました。

ヨーゼフ・KYO
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「子供番組の玉手箱」:みたび「エレクトリックカンパニー」について
 皆さんの地域では震災の被害は大きかっでしょうか。命に別状ないことを祈っております。また東部の都市部に住まわれている方々は大きな被害はなかったものの電車の混雑やら計画停電に頭を抱えられていると思います。

 あまりふさわしい時期でもありませんが、みたびエレクトリックカンパニーのお話。

 エレクトリックカンパニーは単に1970年代に制作された子供番組のひとつくらいに考えていたのですが、米国では長い間放送されて子供達に愛されていた番組だったようですな。1971-1977年まで制作され、その後も長い間再放送されていたようです。サウスパーク等でパロディの元になったという背景がわかりますな。
 制作母体はセサミストリートと同じくCTWですが、社名は現在セサミ・ワークショップとなっているようです。何たってセサミが誰でも知っているくらい世界的に有名になったから。
 また21世紀に入ってからも2009年からそのリメーク版が制作されているようです。当然今の子供達に合わせたもので、音楽は70年代調の温かみのあるサウンドからヒップホップ調のものになっています。

 1990年代に制作されたウゴウゴルーガが「平成版カリキュラマシーン」と呼ばれた例もありましたが、日本でも伝説的にもなったカリキュラの21世紀版作ったら面白いんじゃないかな。1970年代の毒気や自主規制問題のことなど考えなくとも、今の子供達が喜ぶ番組でいいんですよ。

 目覚ましに負けて日テレさんは長年朝を温めていたズームインを撤退すると聞きました。次勝負をかけるなら民放各社横並びの情報番組より、視点を替えてNHK教育やテレビ東京の個性的な子供番組に対抗したら面白いンじゃないかな。「みいつけた」なんて独自の人気があるらしいしね。「シャキーン」なんかもカリキュラやウゴウゴのニオイを感じさせられるな。(実際カリキュラの影響を受けられたということです)

 今こそカリキュラマシーンの作り方をおさらいすべき時かもしれないな。

「カリキュラマシーンのギャグ世界」
★「耳をかして」
男1が画面に向かってくっつきの「へ」(だったかな?)について説明している。途中で男2が現れる。
男2「何の話をしているの?」
男1「いいこと教えてあげる。耳をかして」
 男1は男2に耳打ち。
男2「ふーん。くっつきのへは『へ』とかいて『え』と読むんだ。」
 途中で男3が現れ男1が去る。
男3「何のの話をしているの?」
男2「いいこと教えてあげる。耳をかして」
 男3は自分の耳を取り外し男2に手渡す。
男3「はい。」
 気持ち悪がる男2.

★こ:こんとらばす
 コントラバスの回りに仕立て屋風の数人の男。巻尺でコントラバスの身長や胸囲、胴回り等を測っている。

★ねじれた音:しきし-しきしゃ
 指揮棒を持った指揮者。髪を振り乱しながら指揮をとっている。傍らから色紙を持った女学生が登場。
女学生「キャー、カッコイイッ!サインして!」
 指揮者は指揮棒からペンに持ち替え、指揮をしているように色紙に曲線を書く。色紙に書かれた曲線はサインのようにも見える。

ヨーゼフ・KYO

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えんぴつのジョー、カッコイイ!
 読者の皆さん、地震は大丈夫でしたか?私は関東に住んでおりますが、金曜日は東京のオフィスに泊り込み、土曜日の夕方無事に家に到着できました。皆さんの無事を祈っております。

 カリキュラマシーンに宍戸錠さんが出演されたのは二年目からのようです。思うに、かつての映画スターに朝の10分程度の子供番組に出演していただくのも申し訳ないので一年目の様子を見ていただいてから声をかけようといった気配りからだっのでしょうか。もしくは単にスケジュールが合わなかっという程度の理由かもしれませんが。
 宍戸さんが出演されてから宍戸さんを中心となるエピソードが多くなったと思いました。当然「えんぴつのジョー」のような話は宍戸さん抜きでは成立しません。(昔世代の近い人と子供の頃見ていたテレビ番組の話をしていたら、えんぴつのジョーの格好良さだけでカリキュラマシーンのことを覚えていた人もいましたよ。)
 私がこの人を知ったのがカリキュラで、ちょうどどっきりカメラの司会等を勤められてた頃だったので、僕らの世代だとかつての映画スターといってもぴんとこない世代です。それでもくしを拳銃に見立ててくるくると回したり、レストランのオーナーがやたらと従業員を射殺してピストルを懐に収めるところを見るとしまってみえますね。

「カリキュラマシーンのギャグ世界」
 何の回だったかは忘れましたが、宍戸さんが気弱な銀行強盗を演じたのを覚えています。拳銃を突き付けて小声で「か、金を出せ」等言うのですが行員たちは忙しそうに動き回り誰も相手にしません。
「皆さん舞っているますので、列に並んでいただけませんか?」
 最後は「申し訳ありませんが、当行閉店の時間となりました。日を改めてきていただけませんか」と追い出されてしまいます。

★易者と引き算
 易者が女の子の手相を見ている。
易者(宍戸錠さん)「ああ、結婚運ですか。ふむー、あなたの手相に17-9の相が出ていますな」
女の子「17-9?」
 解説のアニメ。
女の子「17-9=8」
易者「貴女の結婚相手になる人は8の男です。つまり、ジャーン!」
 易者が帽子を取るとはげあたまの額に8と書かれている。
易者「8の男とはわしのことなのでーす!ねえ、わしと結婚して、結婚して!」

★仲間分けの検証
 壁を背に様々な格好、背丈、服装の男達が立っている。画面の手前に警察官と主婦が登場する。
警察官(宍戸錠さん)「貴女の証言を元に犯行時間に現場近くにいた人達を容疑者として連行しました。犯人の特長を話してください。」
主婦(吉田日出子さん)「背の高い男でした」
警察官「(男達に向かって)よーし、背の高くない者は帰って宜しい。」
 背の高くない男達が去り、背の高い男達のみ残る。
警察官「他に何か特長は?」
主婦「ひげを生やしていました。」
警察官「ひげを生やしていない者は帰って宜しい」
 ひげを生やしていない男達が去り、ひげを生やした男達のみ残る。
 この調子でふるいにかけていくうち、最後は容疑者がいなくなってしまう。
警察官「うーん、貴女の証言にあう犯人は見つかりませんでしたな。」
主婦「(まじまじと警察官の顔を見て)ちょっと、戸棚のお煎餅食べた犯人はあんたじゃないのよ!」
警察官「いえ、私は・・・」
主婦「口元にお煎餅のかけらがついてるじゃないのよ。白状なさいよ、あんたが犯人でしょ!」

ヨーゼフ・(赤ペンの)KYO

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いずみたくシンガーズって?
 私は幼稚園児から小学生の頃にかけてカリキュラマシーンを見ていたのですが、長い間気になっていた人がいました。一人はカリキュラを解説し沈んだ声のナレーション、最後に「じゃあまた」と終わりの挨拶を述べる人物、もう一人があまり出番は多くなかったのですが目のぱっちりしたショートヘアのお姉さんです。子供番組のお姉さん風の容姿だったので印象が強かったのだと思います。
 前者は演出も担当されていた齋藤太朗さんだったとすぐにわかりました。と言っても十年前に二巻組のビデオが市販された時です。番組を作られた人だということもあり細かく紹介されていました。番組の中でギニョさんと呼ばれていたというのは後から知りました。ビデオやDVDをチェックしましたが、この名前で呼ばれることも少なかったようです。
 後者は十年前のビデオが出た際にいずみたくシンガーズというグループの人だとわかり、沢とし子さんという名前がわかったのは五年近く前に発売されたDVDの目まぐるしく変わるタイトルによってです。
 いずみたくシンガーズのことについて調べてみましたが、沢山の情報はないようです。いずみたくさんがポケットマネーを投じて作られたグループで、番組放送中に解散してしまったようです。それで三年目のタイトルでは名前が出るようになったのでしょう。

 出演しているシーンが少ないのでよくわかりませんが、「もしも0点取ったなら」「ぼく男の子、わたし女の子」「ガールフレンドできちゃった」(男の子の方を歌っているのは齋藤ギニョさんでしょうか)を歌われているのが沢さんでしょう。(あくまで私の憶測です)

 この人たちは今どうしているのでしょうね。
「♪シャバドゥビドゥッバ」等口ずさんでたら花粉症でくしゃみして「誰か噂したかな?」なんて思いどこかで元気に過ごしていることでしょうか。

ヨーゼフ・KYO
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「エレクトリックカンパニー」のこと、覚書
 エレクトリックカンパニーはテレビ東京での放送があったとはいえあまり知られることのなかった番組だと思っていたら、本国米国ではボピュラーな番組だったようですな。数年間に渡り放送されてDVD-BOXも出ているようです。思い出しながら番組詳細を紹介していきましょう。

 セサミでは主にアルファベットとその文字で始まる言葉が紹介されていたのに対して、エレクトリックでは複数の文字になった時それらがどう発音されるかが紹介されていたようです。
 二人の向かいあう人のシルエットが写り、一人が[cl]、もう一人が[ear]、二人で[clear]と発音、この調子でclを含んだ言葉をリズミカルに紹介していく。このパターンを覚えています。最近になって知ったのですが、アニメのサウスパークやその番組宣伝でこのパロディがあったみたいです。いかにこれが有名だったかわかります。

 交通標識や街の看板を順々に写していき、turn right don't stop i love youという風に読み上げるように歌っていくのもありました。これもかなり有名だったようです。

 レターマンというアニメシリーズも面白いかったので覚えています。その一例から。
 公園でみんなが空が明るくなって(light)よかったねと喜んでいたら、それが面白くないターバンをしたアラビア人のような悪党怪人がbの字をnの字に替えて(night)夜になり、真っ暗になってしまいます。
そこで我等がスーパーヒーロー、レターマンの登場。アメフトの選手のような格好をしています。「oの字よりも早く、eの字よりも強く、高いtの字だってひとっとび!」という具合にあらわれ文字を正します。
一文字替えたら全然違うものになってしまうのはカリキュラでの濁音の時の比較のギャグを思い出させます。

 2001年宇宙の旅風にシュトラウスの「ツァラトゥストラかく語りき」のBGMとともにモノリスが壊れてその日のテーマの言葉が現れるというアニメもこの番組からだったようです。セサミストリートでやっていたと思い込んでいたけど、どうだっけ?

 幼い頃の記憶と最近確認した画像からの覚書でした。

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