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喰始さんの話の続き、マペットのこと等
 文芸班のヨーゼフ・KYOです。

 前回の喰始さんの話しの続きから。

 セサミストリートでは、マペットの人気が成功の一要因となりましたが、カリキュラで人形劇を用いる案はでなかっのか聞いてみました。
 その前に作られた「ちょんまげ90分」でパペットを用いられたようなのですが、まだ当時の日本人スタッフに米国マペット一座のようなことを要求するのは難しいという判断だったようです。

 当時米国マペット一座と比べ日本の技術は遅れていたと思われていたようです。
 人形の使い手が立って高いへいの上で人形を操ること、人形の使い手が声も担当すること(当時の日本では人気の使い手と声優が分離しているという考えだった)がマペット一座で用いられており、日本のスタッフが感心されたようです。

 そのジム・ヘンソン率いるマペット一座を日本に招いて野口五郎さんと共演するショーが作られたそうです。(わー、これ見てみたいなー!)
 日本側スタッフではアメリカのテレビショーのようなゴージャスなものを依頼したのでが、マペット一座の方では「ハラキリ・フジヤマ・ゲイシャ」のような当時ステレオタイプとして描かれる日本像で作りたかったということです。後になってそちらの案で作った方が面白かったのではと反省したということです。

「セサミストリートのギャグ世界」
 マペットの話題だったので今回もセサミストリートから。
★アーニーとバートから 真似っこ遊び
 雨の休日。バートが大人しく本を読んでいると、アーニーが真似っこ遊びをしようと嫌がるバートを誘う。
アーニー「僕が何の真似をしているか当ててみてよ。」
 アーニーはアヒルやウサギ等の真似をして、バートに無理矢理当てさせる。
アーニー「今度は君の番だ、バート。僕が当てるよ」
バート「(しぶしぶと)うーん。じゃあやるよ。シュッシュ、ポッポッ」
 バートが渋々機関車の真似を始めると、部屋の外から沢山の乗客がなだれ込む。
乗客「8時5分発の列車がやっと到着したぞ。みんな乗り込め!」
 乗客達は汽車の真似するバートの後に続いて行く。

★グローバーのウェーター
 我等が名コメディアンのグローバー君がレストランのウェーターになり、おかしなお客に対応します。
 くちひげのお客(確かサイモンって名前じゃなかったかな、あの人形は)がやっとのことでウェーターのグローバーを捕まえ、玉子(目玉焼き)2つとベーコン3枚を注文。グローバーは迅速で持ってくる。
客「すまんが、気が変わった。玉子3つとベーコン2にしてくれんか。」
 こんなやり取りが数回繰り返され、その度へとへとになってグローバーは料理を運ぶ。
客「すまんが、急用を思い出した。注文は全てキャンセルにしてくれないか」
 グローバーは倒れ込むように厨房へ去る。しばらくすると厨房から「キーッ!」と奇声を発して暴れ回るグローバーの声が聞こえてくる。
※マジックショーを手伝ってめちゃくちゃにしたり、地面に激突して着地するドジなスーパーマン等グローバー君が活躍するやつで楽しいものが沢山ありました。

 「平成カリキュラマシーン研究会」では、カリキュラマシーンを後世に伝えるための電子書籍出版化を進行中です。現在各人にインタビューを取り始めたり版権関係についての交渉等を始めています。スタッフの中に書物の編集に明るいものがいないので、ライター等のスタッフについても募集しております。かつてのカリキュラファンで本作りに興味のある方はご一報ください。

ヨーゼフ・KYO

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