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実のところ、私はカリキュラマシーンをその時代に見てません。
朝、起きないからです。

あれは忘れもしない、高校1年の時、同じクラスに「ダダ」という女の子がいました。
私は筋金入りのお不良さんでしたが、ダダはどちらかというと真面目な、無口な、それでいて時々物事の神髄を見通したような面白いことをボソッと呟くような・・・そんな変な子ちゃんです。とーぜん、それまで大した接点はありません。

ある日のこと、いつものように大々的に遅刻をして学校にやって来た私の後ろから「ゆかりちゃ〜ん」と足早に近づいて来る子がいました。

・・・ダダだ。・・なんだ?

「おはよう! これから?」
「うぃ〜っす。」
「ゆかりちゃん、カリキュラマシーンって番組やってるの知ってる?」
「しらね」
「朝やってる子供番組なんだけどね、すっっごく面白いよ。ゆかりちゃんも見たら絶対好きだと思う。絶対、見たほうがいいよ!」
「朝、起きねーっつーの」
「ふふふ・・、それもそうか。ゆかりちゃんって、おもしろいねー。私、いっつもゆかりちゃんて面白いなーと思って見てるんだ。」

・・・なにぃ? アンタに言われたくないんだよっ!

と、思ったりしながらも、それまでダダのほうからあんなに積極的に話しかけられたこともなかったし、そのことだけでもびっくりなのに、お不良の私に子供番組を見ろと言うし、「絶対すきだと思う」と断言するし、しかも「カリキュラマシーン」という番組名に何やら怪しい臭いがプンプンするし・・・で、わけのわからない強烈な印象を受けたわけです。

んが、当時はビデオもなく、当然、お不良は朝起きてテレビを見たりしません。よって、放送されている期間に見ることはなかった・・というわけです。

しかし、オトナになってもその「カリキュラマシーン」という言葉を忘れられず、何かのきっかけでその内容を知ることができた時、ダダの言葉がきのうのことのようにアタマをよぎりました。「ゆかりちゃんも見たら絶対好きだと思う。」

・・・・この続きはまた明日。


いなだ@画
2008.05.17 Sat l @画のまきこまれ回想録 l COM(0) TB(0) l top ▲

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